ボランティア活動&つぶやき  

レビー小体型認知症 リンク コレクティブ京都

レビー小体型認知症(DLB)に関わる 本人・家族・専門職がフラットにつながる対話の場として活動しています。
支える/支えられるという一方向の関係ではなく、 それぞれの経験や専門性を持ち寄り、
「どうしたら安心につながるか」を
一緒に考えるコミュニティです。
3ヶ月に1回、専門医・専門職同席での交流会を開催しています。

■ホームページ https://www.dlbsn-kyoto.com/
  • 当事者・家族・専門職がともに考え、支え合う“つながりの場”


京都難病ケアカフェ


難病支援は、正解が見えにくく、迷いながら関わることも少なくありません。

難病ケアカフェは、迷ったことをひとりで抱え込まない。
多職種で話し、考え直し、次の支援につなげていく 
そんな現場の悩みや事例を多職種で共有し、「次に同じ場面に出会ったらどう考えるか」を一緒に整理する場です。
■ホームページ https://sites.google.com/view/kncsg


  暮らしのそばで思うこと

~ひとりケアマネのつぶやき~ 

日々の関わりの中で感じたことや 介護について大切にしている考えを やさしい言葉でお届けしています。
「これでいいのかな」と迷ったとき 少し立ち止まって考えるきっかけになればうれしいです。

❻介護サービスは「使い方」が大切

2026/8/16 

介護のご相談を受けていると、
「どんなサービスを使ったらいいですか?」
「デイサービスは週に何回くらい行った方がいいですか?」
と聞かれることがあります。
介護保険には、訪問介護やデイサービス、訪問看護、リハビリ、福祉用具など、さまざまなサービスがあります。
でも、介護サービスは、「たくさん使えば安心」というものではありません。
大切なのは、その方がどんな暮らしを続けたいのかを考えながら、
必要な支援を必要なところに取り入れていくことだと思っています。
例えば、
一人での入浴が少し心配になってきた方には、安心して入浴できる機会を。
外に出ることが少なくなった方には、人と話したり、身体を動かしたりできる場所を。
家事の一部が難しくなってきた方には、できないところだけを少し手伝ってもらう。
そして、介護をしているご家族が頑張りすぎているときには、安心して任せられる時間をつくる。

同じサービスであっても、必要とする理由は一人ひとり違います。
一方で、支援を増やすことで、それまでご本人が自分でしていたことまで、
誰かにしてもらうようになってしまうこともあります。
だからこそ、
「何をしてもらうか」だけではなく、「何をその人自身に続けてもらうか」
という視点も大切にしたいと思っています。

介護サービスは、生活の主役ではありません。
主役は、あくまでもご本人の暮らしです。
サービスは、その暮らしを支えるための“道具”のようなもの。
今できていることをできるだけ大切にしながら、難しくなったところを少し支えてもらう。
そんな使い方ができれば、介護サービスは「できないことを補うもの」だけではなく、
その人らしい生活を続けるための支えになっていくのだと思います。

そして、生活や身体の状態は少しずつ変わっていきます。
最初はちょうどよかったサービスも、しばらくすると多すぎたり、逆に足りなくなったりすることがあります。
だからケアプランも、サービスも、一度決めたらそのままではありません。
「今の生活に合っているかな」
「無理をしているところはないかな」
「まだ自分でできることは何だろう」
そんなことを、ご本人やご家族、関わる専門職の皆さんと一緒に確認しながら、
その時々の暮らしに合わせて見直していきます。

介護サービスは、「どれだけ使うか」より、「何のために、どう使うか」。
ご本人にも、ご家族にも無理がなく、その方らしい暮らしが続いていくこと。
そのためのサービスの使い方を、一緒に考えていきたいと思っています。

❺介護は一人で頑張るものではありません

2026/6/27 

 ご家族がこんなふうに話されることがあります。
「できるだけ自分で頑張りたいんです」「家族なんだから、私がやらないと…」
大切な人だからこそ、そう思うのはとても自然なことだと思います。
でも介護は、一人で抱え込むものではありません。
在宅の介護には、たくさんの専門職が関わっています。
ケアマネジャー 訪問介護(ヘルパー) 訪問看護師 リハビリスタッフ デイサービス 医師
それぞれの立場から、ご本人の暮らしを支える役割があります。
介護を続けていくために大切なのは、誰か一人が頑張り続けることではなく、みんなで支える形をつくること なのだと思います。
ケアマネジャーの役割は、そのつながりを整えること。
ご本人やご家族の思いを大切にしながら、医療や介護の専門職とつなぎ、安心して暮らせる環境を一緒に考えていきます。
介護は、ときに迷ったり、悩んだりすることもあります。
そんなときに、一緒に考え、一緒に歩んでいける存在でありたい。
そんな思いで、日々の仕事に向き合っています。

❹家族の気持ちは揺れて当たり前

2026/5/22 
 
介護の相談を受けていると、 ご家族がこんな言葉を口にされることがあります。
「家でみてあげたいんです」 でも、少し時間がたつと、「やっぱり自信がなくて…」「私にできるのか不安で…」
そんなふうに気持ちが揺れることがあります。
そして、そのあとに こんな言葉が続くこともあります。「こんなこと思うなんて、冷たいですよね...」
でも、私はいつも思います。
家族の気持ちが揺れるのは、とても自然なことだと。
大切な人だからこそ 「できることはしてあげたい」と思う。
でも、同時に 不安や疲れを感じることもある。
そのどちらも、 とても大切な気持ちです。
介護は、「こうすべき」という正解があるものではありません。
そのときの状況や、 ご本人の状態、 ご家族の生活や気持ちによって、 選ぶ道は変わっていきます。
だからこそ、 気持ちが揺れることを責める必要はないと思います。
ケアマネジャーの仕事は、 その揺れを一緒に整理することだと思っています。
ご本人にとっても、 ご家族にとっても、 無理のない形を一緒に探していくこと。
それが、私たちの大切な役割です。
迷ったときは、 一人で抱え込まず、いつでもご相談ください。
介護は、 一人で頑張るものではありません。

❸「まだ早いかな」と思った時が、相談のタイミング

2026/5/5 
 
介護のご相談を受けるとき、 ご家族からよくこんな言葉を聞きます。
「まだ早いと思ったんですが…」 「こんなことで相談していいのか迷って…」
でも実は、 そう思ったときこそが 相談のタイミングなのかもしれません。
介護の困りごとは、 ある日突然大きくなるというより、 少しずつ変化していくことが多いものです。
「最近、物忘れが増えた気がする」 「転ばないか少し心配」 「一人での生活が少し不安」
そんな小さな気づきが、 これからの暮らしを考える 大切なきっかけになることがあります。
早めに相談していただくことで、 今の生活を続けるための工夫や、 少し先の準備を一緒に考えることができます。
介護サービスをすぐに使う必要がなくても、 話をすることで安心につながることもあります。
ケアマネジャーは、 「困ってから相談する場所」 というより、 これからの暮らしを一緒に考える相談相手のような
存在だと思っています。
「まだ早いかな」と思うことでも、 どうぞ遠慮なくご相談ください。
小さな疑問や不安を、 一緒に整理していければと思っています。

➋ケアプランは「暮らしの設計図」

2026/4/20 
 
「ケアプランって何ですか?」 初めてご相談を受けたとき、 よく聞かれる質問のひとつです。
ケアプランという言葉は 少し難しく聞こえるかもしれませんが、 とてもシンプルに言うと、
これからの暮らしの設計図のようなものです。
今の生活の様子や、 できていること、 少し心配なこと、 ご本人の希望やご家族の思い。
そういったことを整理しながら、「これからどう暮らしていくか」を 一緒に考えていきます。
例えば、
・転ばないように生活環境を整える
・体力を維持するためにリハビリを取り入れる
・入浴や家事を少しお手伝いしてもらう
・外に出る機会をつくる
こうしたことを ご本人の生活に合わせて組み立てていくのが ケアプランです。
大切なのは、 サービスを入れることが目的ではないということ。
あくまで大切なのは、 ご本人がどんな暮らしを続けていきたいのか。
その思いを大事にしながら、 必要な支援を一緒に考えていくことです。
ケアプランは、 一度作ったら終わりではありません。
体調の変化や生活の変化に合わせて、 見直しながら整えていきます。
その方らしい暮らしが続けられるように、
これからも ともに考え、ともに歩む支援を大切にしていきたいと思います。

❶「どうしたらいいでしょう?」と聞かれる仕事  

2026/4/1 

ケアマネジャーの仕事をしていると、 ご本人やご家族からよく聞かれる言葉があります。
「どうしたらいいでしょう?」 病気のこと、 これからの暮らしのこと、 介護のこと。
不安や迷いの中で、 誰かに答えを求めたくなる気持ちはとても自然なことだと思います。
でも実は、 ケアマネジャーの仕事は「答えを出すこと」ではありません。
ご本人の思い、 ご家族の気持ち、 身体の状態、 生活の環境、 そして医療や介護の状況...
いろいろなことを一緒に整理しながら、「その人にとっての暮らしの形」を探していくこと。
それがケアマネジメントの仕事だと感じています。
介護には、 ひとつの正解があるわけではありません。
だからこそ 「どうしたらいいか」を一緒に考える時間が大切なのだと思います。
迷ったとき、 少し立ち止まって整理したいとき、 誰かと一緒に考えたいとき。
そんなときに そっと相談できる存在でありたいと思っています。
これからも、 ご本人やご家族、そして関わる皆さんと
ともに考え、ともに歩む支援を大切にしていきたいと思います。